都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>番外編
王ヶ頭ホテル宿泊記 美味しいもの番外編
今回の旅の目的は王ヶ頭ホテル宿泊だったので、特に観光らしい観光はしませんでした。
強いて言うなら、2日目松本駅付近をぶらり歩きして「四柱神社」をお参りした程度。
写真すらないのですが、子どもたちが鳩をてなずけて肩に乗せながら餌やりをしていたのが、かなりの衝撃映像でした…(笑)
観光はせずともバスの待ち時間に松本駅周辺で美味しいものはいただいたので、備忘録がてら簡単にご紹介させていただきます!
1日目ランチ@トレマーニ
こちらは松本駅から徒歩3分ほどの場所にあるイタリアンレストラン。
平日だったからか予約なしでも入店出来て良かった~!
店内はかなり落ち着いた雰囲気で、松本のおしゃれマダム達がランチ会してそうな感じでした(実際にそれっぽいグループたくさんいたし。)
ランチコースは4種類あり、一番お手頃なAコースは925円(税抜)で、サラダ・パン・パスタ・食後のドリンクが付くのでとてもリーズナブル。
BコースはAコースにプラスして前菜とデザートが付いて1,445円(税抜)。
Cコース、Dコースはメインのお料理も付くので、お食事会とかに良い感じです。
AコースとBコースで悩みましたが、王ヶ頭ホテルでの夕食が待っていたのでグッとこらえてAコースにしておきました(後から考えるとこの選択は正解でしたね。)
こちらはAコース、Bコース(恐らくCコースも)共通のサラダ。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなりボリューミーです!
新鮮なお野菜がたっぷりモリモリ食べられていきなり幸せでした。
パスタは渡り蟹のトマトクリームパスタをチョイス(+150円メニューです。)
半身の蟹がドーンと乗っていて、間違いなく美味しいやつがやってきました。
蟹自体はお飾り的存在でしたが、このソースがめちゃ濃厚クリーミーでGOOD!!
パンも食後の紅茶もゆったり満喫し、女子旅一発目にうってつけのランチとなりました。
お祝いケーキ@王ヶ頭ホテル
メンバーの中に退職する子&結婚する子がいたので、王ヶ頭ホテルにお願いして「おめでとう&おつかれ様ケーキ」を準備していただきました(わたしは何もしておりません、手配してくれたメンバーよ、本当にありがとう…。)
フルーツたっぷりで美味しそう!メンバーも喜んでくれて一安心です。
夕食の最後に出していただいたのですが、全員お腹がはち切れそうだったので後ほど部屋に運んでもらうことにしました。
てっきり自分たちで切り分けないといけないのかと思っていたのですが、綺麗にカットして運んできてくださいました。どこまでも行き届いたサービスに感動。
中までフルーツぎっしりで想像より軽く、寝る直前だったにもかかわらず全員ぺろりと平らげてしまいました(こんな夜更けに恐ろしや…。)
2日目ランチ@5HORN Dining
王ヶ頭ホテルを後にし松本駅に戻り、帰りのバスが出る前にランチにすることに。
1日目から美味しいものを食べ続けているせいかお腹は減っていませんでしたが、我々の中に「食事を抜く」という選択肢はもちろんございません!!
せっかく松本まできたので、メンバーのうちの1人がずっと行ってみたかったという「5HORN Dining」でランチ代わりのケーキをいただくことにしました。
こちらのカフェは長野県内に4店舗ありますが、我々は松本駅から徒歩10分くらいのところにあるパルコ松本店へ。
店内は明るく広々していて、家族での食事やデート、女子会など、あらゆるシーンで利用できそうな良い雰囲気でした。
こちらはメンバーの1人が注文したケーキ。洋ナシ…かな…?
ケーキのお供として飲んでいたほうじ茶ラテが美味しそうでした。
わたしはティラミスタルト&五千尺ミントティー。
ホロっと苦くて、でもしっかり甘くて美味しゅうございました。
ミントティーはお砂糖が入っていたのか(?)かなりの甘みを感じました。
ケーキはイートインスペースの外にディスプレイされていて(テイクアウトも出来る)、お店に入る前にかなーり悩んでしまいました!
旬の果物が使われているタルトや、定番のチーズケーキ、最近個人的にハマっているモンブランタルトなどなど、目移りすること間違いなしなラインナップ。
東京にも進出してほしいけど、東京だとこんなにゆったりした雰囲気のお店にはならないんだろうなーと思うので、長野県だけの特別でいいかもですね。
まとめ
最後の最後まで食にまみれた旅行記でしたが、お腹も心も満たされた2日間でした。
松本駅周辺を歩いたのは(恐らく)初めてでしたが、おしゃれなお店や美味しそうなお店がたくさんあったので、必ず再訪したい場所の一つになりました。
今回の旅を企画・手配してくれた友人にひたすら感謝!!
ブログを読んでくださった方にも感謝です!ありがとうございました。
都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>朝食&さよなら王ヶ頭ホテル編
王ヶ頭ホテルラスト!
今回王ヶ頭に一緒に行った友人(元同僚)達は、みんな仕事柄&旅行マニアばかりだということもあり、あちこち良いホテルに宿泊しています。
そんな経験豊かなメンバー達の間でもこの王ヶ頭ホテルというのは格別らしく、「間違いなく人生で上位に入るお気に入り」だと一同口をそろえておりました。
正直、建物やお部屋自体は割と年季が入っており、もっと洗練されていておしゃれなホテルや旅館はたくさんあります。
しかし、お食事や景色、立地の特別感、そしてスタッフさんの心遣いの素晴らしさを考慮すると、わたしにとっても特別で絶対にリピートすると確信したホテルになりました。
数回に渡って綴ってきた王ヶ頭ホテルのご紹介も今回がラストです。
夕食に引き続き、お腹がはちきれそうになるほど堪能した朝食をご覧ください!
地元の旨味がつまった絶品朝食
前日の夕食があまりにボリューミーで、朝起きても全く空腹は感じていない状態でした。
(朝日鑑賞のコーヒーとマフィンで追い打ちかけちゃったし。)
「全然お腹空いてないわ~。朝食食べれるかね~?」なんて言いながら朝食会場へ。
場所は会場・テーブルともに夕食時と同じ場所が指定されています。
昨日と同じく爽やかなイケメンスタッフさんが出迎えてくださいました。
テーブルには見るからにボリューム満点な朝食セットが並べられています。
「ザ・日本の朝食 ~理想的ver.~」ではありませんか!!
鮭の塩焼は席についてから焼き立てのものをサーブしてくれたのが嬉しかった。
ざっと献立を紹介すると、左下から、温泉卵・ほうれん草のおひたし・茄子の煮びたし・鮭の塩焼・とろろ・お吸い物代わりのお蕎麦・リンゴです。
特別変わったメニューが並んでいるわけではないのですが、1品1品が美味しい。
ほかほかご飯と、あおさの味噌汁。あおさ大好き!美味しくて幸せ!!
もりもり生野菜のサラダ(胡麻ドレッシング)と信州らしい野沢菜のお漬物。
さほどお腹は減っていなかったにも関わらず、ほとんどお残しせずでした。
たまたまなんですが個人的な好物(とろろ、鮭、蕎麦、あおさ、胡麻ドレッシングのサラダ、りんご)がたくさん並んでいて、お腹いっぱいなのに食べるのが止められないという「贅沢な悩み」状態でした。
朝食の最後には、自家製ヨーグルト、焼き立てパン2種、コーヒーまたは紅茶も!
完璧に満腹状態でしたが、「焼き立てパン」なぞ食べないわけにはいきません!!
さすがに2種類はきつかったので、友人とシェアして1種類だけいただきました。
なんだかんだのんびりしていると、食べ始めてから1時間以上経過していました。
さよなら王ヶ頭ホテル!
朝食後はダッシュで身支度を整え、ホテルのお土産屋さんにてお買い物をすることに。
(10時チェックアウトって早いなぁ…。11時だともう少しゆっくりできるのになぁ。)
2日間お世話になったお部屋を後にしてお土産屋さんへ向かっていると、ホテルのスタッフさんに「窓がきれいだから見てごらん」と呼び止められました。
「朝日鑑賞の時のデジャブ…?」と思いながらも促されるがまま窓のある部屋へ入ってみると、光が当てられて摩訶不思議に輝く窓ガラスが!
詳しい原理は忘れましたが(笑)、ステンドグラスみたいでめちゃ綺麗でした。
日が当たると窓に張った氷は解けてしまうので、寒い日の午前中だけ見ることができるちょっぴり特別感のある風物詩とのことでした。
早くお土産が見たくて若干面倒くささを感じてしまったけど(ごめんなさい!!)、素直に見に行って本当によかった~。
10時にチェックアウトし、思いっきり後ろ髪を引っ張られながらホテルのバスにて松本駅へ送っていただきました。本当に帰りたくなかった。
美味しくて楽しくて最高だった王ヶ頭ホテル、想像を上回る素敵な場所でした。
友人同士、カップル、家族連れ、どんなグループでも楽しめること間違いなしです。
1度来たらまた絶対に来たくなる王ヶ頭ホテル、皆様もぜひ~!!
都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>星空&朝日鑑賞編
心あらわれる絶景との出会い
王ヶ頭ホテルに泊まるなら、星空&朝日鑑賞はマストイベントです!!
星空、朝日ともに綺麗に観られるかどうかは天候次第ですが、我々はラッキーなことにどちらも鑑賞することができました。
星空観賞 ~自然のプラネタリウム~
山頂2,034mに存在する建物は(テレビ塔除いて)王ヶ頭ホテルのみ。
人口の明かりが非常に少ないので、王ヶ頭ホテルは星空観察にうってつけなのです。
館内の星空テラス(ネーミングが素敵!)やホテルの前からでも十分見られますが、夏場はバスで星空観賞ポイントまで連れて行ってくれるサービスもあるようです。
冬場はホテルの明かりを落とし、スタッフさんが星座の解説をしてくださいます。
ちなみに、天気が悪いと星座の解説はありません。星空観賞の時間が近づくと館内放送が流れるので、そちらで解説の有無を確認します。
わたし、これまでも国内外様々な場所で星空観賞する機会が多かったのですが、その割に全く星座が分かりません…(泣)
ですので、こうして丁寧に解説してくださると毎回感動出来てありがたいです。
明かりが少ないうえ、更にこの日は三日月で月明りも控えめだったため、都会では絶対に観ることができない、溢れんばかりの星を眺めることができました!
さすがに星空は写真に収めることができなかったので、ぜひ皆様も実際に王ヶ頭ホテルに足を運んで満天の星空に囲まれてみてください!!
なお、冬場の星空観賞はマジで極寒です!!!
せいぜい30分にも満たない時間ですが、足先・手先からガンガン冷えてくるので、考え得るマックスの防寒対策で参加されることをおススメします。
ホテルでベンチコートを借りることもできますので、寒さに自信がない方はご自身のコートの上からベンチコート羽織りましょう。
翌朝の朝日鑑賞に備えて寝る前に天気予報を確認すると、王ヶ頭2日目も初日に引き続き快晴になる模様で一安心。
山から太陽がポコッと産まれる瞬間を見るのが大好きなので、絶対お天気になってくれーと祈りながら眠りにつきました。
朝日鑑賞 ~太陽が産まれる瞬間~
5時半。6人の目覚ましが一斉に鳴り響き、夢から思いっきり引っ張り出されました。
どろっどろに眠たかったのですが、何とか身支度を整えて朝日鑑賞へ(5回くらい起きる気力を奪われそうになり危ないところでした。)
朝日が昇るのは6時45分の予定でしたが、1時間くらい前からの空の色の変化が美しいとのことなので、気合を入れて早起きしたのです。
ホテルの1階にはテラスがあり、そのテラスにつながるスペースが大きな窓のあるカフェになっています。
超絶極寒の中、朝日が昇るまでの1時間をテラスで待つことは不可能なので、このカフェスペースでのんびり空の変化を眺めて過ごすことにしました。
カフェから直接テラスに出られるので、ちょいちょい外に出ながら朝日を待ちます。
こちらが5時45分頃の空模様。
カフェの窓越しに撮った写真ですが、わたし的には十分な精度です。
少し時間がたって6時過ぎくらいかな?
富士山頂が雲に隠れることもなく姿を見せてくれています(写真中央)。
6時15分か20分頃でしょうか。
だいぶと空が明るくなってきました。少しズームした富士山が神々しい。
こちらのカフェはハニーミルクがおすすめだそうなのですが、あいにく私はハニーもミルクも得意ではなく、1人だけコーヒーをいただくことにしました。
苦みが少なくすっきりした味わいで非常に美味しいコーヒーでしたが、みんながハニーミルクとやらを飲んでいる横でちょっと寂しい…(笑)
あ、こちらがハニーミルクです。
一口味見をさせてもらいましたが普通に美味しく、「これなら飲めたじゃん…。」と若干損した気分になったりならなかったり(うるさい女ですみません。)
コーヒー、ハニーミルクともに400円でした。
何やら王ヶ頭ホテルリピーターの間ではこのマフィンも有名だそう。
松本市のマフィン屋さんのものだそうで、ブルーベリー味で美味でした。
コーヒーやらマフィンやらで小腹を満たしている間にどんどん明るくなってきました。
この辺りで覚悟を決めてテラスに出てみることに。
寒さしのぎのため、6時30分過ぎからテラスでラジオ体操が行われていました。
そして遂にきました!太陽が山から産まれる瞬間が!!
本当に「ぽこっ」、「ぽんっ」という感じの一瞬の出来事です。
この瞬間を大切な友人と観られたことを、改めてありがたく感じました。
ちなみにテラスはこんな感じ。
朝日が昇った直後なので、人がたくさん集まっています。
おまけ&まとめ
無事美しい朝日を拝めてホクホクしながら館内に戻ると、スタッフさんから窓に張った氷が綺麗だから見てごらんと呼び止められました。
「どんなもんかいな?」と大きな期待もせず見てみたところ、ちょっとびっくりするくらい芸術的で美しいではないですか…!
夜のうちに張った氷に朝日があたってこのような色に。
朝日鑑賞に加えて、何とも贅沢なおまけを堪能させていただきました。
美味しい夕食で満腹になった後に外に出るのはつらい。
暖かいお布団の中から出るのはもっとつらい。
けれど、王ヶ頭ホテルの星空観賞と朝日鑑賞は本当にプライスレスな感動を与えてくれ、最高の旅の思い出となります。
お天気に恵まれたのならば、絶対に外に出られることをおすすめします!
次回は、「朝食&さよなら王ヶ頭ホテル編」です。
都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>夕食編
至極のひと時!王ヶ頭ホテル自慢の夕食
この旅で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない、夕食の時間がやってきました(恐らくわたし以外のメンバーも同じ!!)
王ヶ頭ホテルには「なごみ」と「やまぶき」の2箇所のダイニングがあり、食事はどちらか指定された場所でいただきます。
(スイートルーム宿泊の場合は夕食・朝食ともにお部屋食になるそうです。)
旬の地元信州地産食材を使った食事は非常に評判が高く、おのずと期待が高まります。
「女性だと食べきるのが大変!」との前評判も耳にしていましたが、果たして我々女6人は完食にたどり着けたのでしょうか…?(笑)
初冬〜春にかけてのお品書き
王ヶ頭ホテルのHPを見ると、夕食のお品書きを確認することができます。
春夏秋冬でメニューが変わるようで、1月は「初冬~春にかけてのお品書き」です。
HPを見ずに行った方がワクワクして良いのでしょうが、わたしはどうしても我慢できず事前にメニューを確認してしましました(笑)
こちらが各テーブルに置かれていた実際のお品書き(2020年1月バージョン)。
事前にHPに書かれていたものと同じのようです(かなり惹かれていたので安心!)
信州と言えば「山の幸」が美味しいイメージですが、それに加えてしっかりと「海の幸」も含まれていたのが嬉しかった!
食事のお供は、甘口で飲みやすい「NAIAGARA」をシェアしていただくことに。
NAIAGARAって初めて口に入れたときは「癖ある!!」って感じたんですが、飲んでるうちに気にならなくなって、今では大好きなワインの一つです。
食前酒の葡萄酒、前菜6種、小蕪とずわい蟹の甘酢和え、鮭のかぶら蒸し。
どれもこれも地元食材が使われていて、すごく丁寧に作られているのが分かりました。
干し柿を使ったおかずは未知でしたが、すごく食べやすくてペロリ。
かぶら蒸しがフッワフワで好き!蟹もたっぷりで満足感高しです。
このペースで食べてしまうと、確実に後半(メインのブライヤベースやらお肉やら)が食べられらなくなると判断し、お吸い物は味見程度にさせていただきました。
切り干し大根苦手なので、特に悔いはありません(笑)
川魚のお刺身もさることながら、野菜籠の野菜たちがシャキシャキ新鮮&ディップソースと絶妙マッチで美味しかったです。
野菜が食べ応えありすぎて、この辺りからお腹に余裕がなくなってきました…。
鮎の塩焼き、こちらは王ヶ頭ホテルの名物の一つだと思います。
お塩の溜まってる尻尾以外は頭も全部食べられますが、苦味もなくすごく食べやすい!
塩加減が抜群で最高の贅沢でした。
魚介のブイヤベースもねぇ…。
「美味しい」の連続で説得力に欠けてしまうのですが、これも本当に絶品でした。
あさり、ムール貝、白身魚、海老、などなど具沢山でめちゃくちゃ食べ応えがあり、このスープがまた美味しいんです。
「魚介の旨味の塊」としか言い表しようがありません。
お口直しのシャンパンゼリー。
でかい器でいただきたい美味しさでした。
メインのお肉にたどり着く頃には、すでに完全満腹状態に。
しかし黒毛和牛なぞ滅多に食べる機会もないので、もちろん残さずいただきました。
柔らかい!!マスタードと合う!!!
個人的な話ですが、ステーキはソースではなく塩とかマスタードでいただく方が好みなので、このシンプルな調理法が嬉しかったです。
〆のだし茶漬け。
間違いなく美味しいのですが、流石に全部は食べきれず無念無念…。
デザートはブラッドオレンジのソルベがさっぱりしていて余裕で食べられました!
冬なのでチョコレートとかのデザートかな?と思いましたが、この腹具合でチョコレートだと確実に食べられないところだったので良かったです。
洋梨のムースも美味!さすが王ヶ頭ホテル!!
デザートまで食べ終えると、たっぷり2時間が経過していました。
2時間食べっぱなしって普通に考えるとすごいですよね(普段の夕食なんて、せいぜい30分かかるかかからないかです。)
まとめ
王ヶ頭ホテルの夕食は文句なしに素晴らしく、加えてサービスも満点でした。
出過ぎないのにきめ細やかな気遣いが感じられて、本当に気持ちの良い2時間を過ごすことができました(我々のうちの一人が山の高度にやられて貧血を起こしてしまったのですが、その時の対応がとても温かく素敵でほっこり。)
ちなみに、事前に覚悟していた通りのボリュームで後半はかなり苦しかったですが、スタッフさん(めちゃイケメン)曰く、我々は女性にしては非常によく食べた方らしいです。実際ほとんど完食に近い状態でしたからね!
喜んでいいのか微妙なところではありますが、なにはともあれ大満足の夕食でした。
季節によってメニューが変わるので、ぜひ次回は夏場にお邪魔したいと思います!
次回は朝日鑑賞編です。
都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>雪上車クルージング
冬ならでは!雪上車クルージング
王ヶ頭ホテルは季節によって楽しめるアクティビティが用意されており、宿泊者であれば気軽に参加することができます。
夏場は朝霧自然教室(王ヶ鼻での景色鑑賞)、冬場は我々も楽しんだ雪上クルージングと、どちらも自然の美しさを思いっきり満喫できる内容です。
王ヶ頭に泊まるなら、参加しないと損ですよ〜!
初体験!雪上クルージング
雪上クルージングは特に事前予約せずとも、不参加表明をしない限りは自動的に宿泊者特典として組み込まれているようです。
チェックインの際、グループ毎に出発時間が伝えられるので、その時間になったら集合場所に行くだけでOK!
服装は、とにかくしっかり厚着をされることをおすすめします。
風を通さない素材の上着と、水がしみない靴は必須(わたしはタイツ&靴下&通年通してはけるレインブーツでしたが、これでは指先が凍えて千切れそうでした。)
帽子、手袋、マフラーも絶対にあった方が良いです(手袋なしでは耐えられません。)
さすがにスキーウェアを着ている人は見ませんでしたが、できる限りの防寒対策を!
どーーーん。
お恥ずかしながら、この日まで雪上車というものがどんな乗り物か知りませんでした。
アトラクション感強目で、期待が高まります。
我々が乗り込んだのは8人乗りくらいで、他の雪上車に比べると小さめでした。
スタッフさん曰く、「小さい方が揺れが大きくて迫力ありますよ〜」とのことだったので、ちょっとドキドキしながら乗車。
およそ2キロ先の「塩くれ場」(牧場)を目指します。
雪上車はハンドルがないので、曲がるときの振動が大きくなるそうです(ドライバーのおじさん談。)
確かに普通の車に比べると格段に揺れましたが、アトラクションみたいで面白かった!
到着しましたー!
この時期は一面雪景色ですが、暖かい時期には牛たちが放牧されているそうです。
美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」。
この辺りは濃霧に見舞われることが多く、そのせいで遭難する人が多かったそうです。
濃霧が発生した時には、この鐘を鳴らして避難できる場所を知らせたんですって。
「恋人の聖地♡」のような生易しい場所ではなかった模様…。
王ヶ頭の山頂碑もかなり立派です。
ここで写真を撮ると背景がものすごい絶景なので、まるで人を合成したかのような仕上がりになります(笑)
再度雪上車に乗ってホテルへ戻ってきました。
17時頃ですが、日が落ちてきてこれまた絶景です。
王ヶ頭ホテル周辺からは、お天気さえよければ日本百名山のうち41もの山々を見渡すことができまるそうです。
この一地点から100分の41見られるって、ものすごいことだと思いませんか?
ホテルの前に鎮座する雪だるま、誰が作ったんでしょう?
ホテルに入ってウエルカムドリンクをいただきました。
17時~18時の間にロビーへ行くと、りんごジュース、甘酒、りんごスパークリングワインの中から1杯サービスしてくださいます。
わたしはりんごスパークリングワインをいただきましたが、思いっきりりんごで美味しかった!!アルコール分3%なので、ほぼジュースのような味わいでした(笑)
まとめ
以上、王ヶ頭ホテルで楽しめる、冬ならではのアクティビティをご紹介しました。
なかなか雪景色を見る機会がない地域に住んでいるせいか、ふっくら積もっている雪を見るとついつい大はしゃぎしてしまいます!
絶景に囲まれてものすごくリフレッシュできるアクティビティでもあるので、冬の時期に王ヶ頭ホテルに宿泊される方は、ぜひ参加されることをおすすめします。
次回はお楽しみ!夕食のご紹介です。
都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>~お部屋編~
王ヶ頭ホテルのお部屋紹介
王ヶ頭ホテルの客室は全部で40あり、そのうち3部屋がスイートルーム、1部屋が特別室、他が一般客室とカテゴライズされています。
南館と東館がありますが、お部屋から山の眺望を楽しめるのは南館。
東館は「テレビ塔ビュー」のお部屋が多くなるので、ちょっぴり残念ですね。
ただ、館内には山の眺望を楽しめるスポットがきちんとあるので、お部屋からの眺望がイマイチでもそこまでがっかりする必要はないと個人的には感じました。
南館1階のお部屋紹介
客室が並ぶ廊下には、四季折々の風景をおさめた写真がずらりと飾られていました。
…が、我々のお部屋は手前から2つ目だったこともあり、これらの写真を眺めることはほとんどなかったです(笑)
今回宿泊したのはこちら!和室の「102号室」です。
ドアの感じは結構年季が入っていますが、室内はどうでしょうか…?
落ち着いた雰囲気の純和室で、畳が良い香りです。
このお部屋は14畳あり、6人一緒に泊まることができました(めちゃ嬉しい!)
ひろびろしていて気持ちいい~!!大きな窓からの眺めはどうかな…?
見事な大パノラマです!!
これで1階にいるなんて信じられないくらいの景色テンションアップ。
晴れていたこともあり、富士山まで綺麗に見ることができました。
窓越しに撮った写真ですが、よ~~く見ると中央左手に富士山も映っております。
1日目は若干雲が多かったのですが、2日目はよりはっきり姿を見せてくれました。
夜になると山は見えませんが、松本市の明かりがイルミネーションみたいで綺麗でした。
宿泊に必要なものは、お部屋の備品としてすべて用意されていました。
こちらは湯沸かしポットとお茶のセット&サービスのお菓子ですね。
ポットの下には冷蔵庫が備え付けられていて、1人1本ずつお水がいただけます。
ホテルの部屋は乾燥しがちなので、お水いただけるのはかなり嬉しい!
(あ、お部屋にはきちんと加湿器もあり、その点も非常にGOODでした。)
こちらは洗面所です。特に可もなく不可もなく、基本的なものはすべてあります。
ドライヤーが昔ながらの壁付タイプ(めちゃ風力弱いやつ)だけでなく、通常タイプのものも別に用意されている点はさすがだな~と思いました。
真横にお風呂もありましたが、至って普通のユニットバスなので写真は割愛。
こちらお手洗い(ウォシュレットタイプ)。ユニットバスでないのが嬉しいですね。
手をふく紙が付いているのが非常に良い!タオルだと不潔感あって抵抗あるので…。
おまけ&まとめ
部屋にいる間は、この大きな窓側で景色をひたすら眺める元同僚多数(笑)
本当に飽きずにずーっと眺めていたい絶景が広がっていたので仕方がないですね。
部屋の窓から景色の変化を楽しめるのは、やっぱりすごく贅沢だなーと感じました。
刻一刻と赤く染まっていく山々を見てると、小さなことで悩まなくてもいいのかもという気分にさせてくれます(そして実際に嫌なことも忘れられる!)
14畳ある大きな和室は東館にしかなく、大所帯で行ったおかげで抜群の眺望のお部屋に泊まれてラッキーでした!
次は冬ならではのアクティビティをご紹介します。
都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>~移動&チェックイン編~
憧れの王ヶ頭ホテル!
2020年一発目の旅行は、前職の同期6人で長野県へ。
旅の目的は、タイトルからもお分かりいただけるように「王ヶ頭ホテル」宿泊です。
これまで仕事やプライベートで国内外かなりの数のホテルや旅館に宿泊してきましたが、王ヶ頭ホテルは確実に5本指には入るお気に入りになりました。
客室、設備、食事、サービス、アクセス、コスパ、どれを取っても大満足!!
王ヶ頭ホテルの良いところをたくさん綴っていきますので、これから王ヶ頭ホテルへの行かれる方や予約検討中の方の参考になれば幸いです。
らくらくアクセス!東京⇒王ヶ頭ホテル
参加メンバーは地方住まい多数ということで、松本駅集合となりました。
わたしは新宿から松本駅(松本バスターミナル)まで高速バスを利用しました。
新宿バスタから松本バスターミナルまで約3時間半、バスだと乗り換えを気にせずボケーっとしていて大丈夫なのですごく楽ですよね。
片道3,800円なので、電車で行くより格段に安くおすすめです。
松本バスターミナルから松本駅までは徒歩2分(本当に目と鼻の先なので、最強に方向音痴なわたしでも地図いらずで安心しました。)
各地から集まった元同僚と合流し、王ヶ頭ホテルの送迎バスに乗り込みます。
松本駅からの送迎バスは事前に予約が必要なのでお忘れなく。
ちなみに、王ヶ頭ホテルまではマイカー規制が布かれていてマイカーでは行けないので、どこかしらで王ヶ頭ホテルの送迎バスに乗る必要があります。
王ヶ頭ホテルまでのアクセス方法は大きく3つ。
①松本駅から送迎バス
➁山本小屋駐車場もしくは美ヶ原自然保護センターから送迎バス(※夏場)
③美鈴湖駐車場から送迎バス(※冬場)
前述のとおり我々は松本駅からの送迎バスを利用しましたが、松本駅からの場合は1日1回しか送迎バスに乗るチャンスはありません。
13時45分発の送迎バスを逃してしまうとえらいこっちゃなので、余裕をもって松本駅のバス乗り場に到着しておいた方が良いと思います(2020年1月現在)。
こちらが王ヶ頭ホテルからの送迎バス。
この日は3台止まっていましたが、さらに後から追加で迎えに来るとのことでした。
平日でこれだと、休前日はどうなるんでしょうかね!?
松本駅から王ヶ頭ホテルまでは1時間~1時間半程度。
王ヶ頭ホテルは標高2,034m地点(王ヶ頭の山頂)にありますが、1時間ほどの運転ででこれだけ高度を上げるということは、かなりの急こう配を登っていくことになります。
グネグネ山道が続きますので、車酔いする方は酔い止めをお忘れなく!
山道を登っていく道中、鹿の群れを発見!!バスのドライバーさん曰く、通常1月は雪が多くて別の場所で生息しているそうですが、今年は暖かい日が続いて雪が少なかったからこそ見られた光景とのこと。
すっごく可愛くてラッキーでしたが、なんとも地球環境が心配になりますね…。
王ヶ頭ホテル到着!!
ついたーーーー!!!!
外観はホテルというより立派な山小屋といった風貌です。
チェックインに向かうお客さんが多かったので、混雑を緩和するためにも我々はちょっとだけホテル周りを探索することにしました。
幸いお天気にも恵まれ、青空と雪のコントラストが最高に美しかったです。
ウロチョロしていると、ホテルのスタッフさんから先にチェックインするよう促されてしまったので、外遊びの続きはまた後のお楽しみに~。
(あ、ちなみに左手に映っているのはテレビ塔だそうです。)
玄関口にはしっかり「標高二〇三四m」と刻まれていました。
王ヶ頭は日本百名山のうちのひとつ。
改めて考えると、山の山頂(しかも百名山)に立つホテルってすごいですよね。
こんな立派なお花が出迎えてくれました。
王ヶ頭ホテルはあらゆるところがお花やオーナメントで装飾されていて、細部までセンスが感じられる素敵な空間でした。
さすが標高2,032m!朝から晩まで気温は氷点下です。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、夜は-9度だったと思います。
ホテルの中はポカポカでしたが、一歩外に出るとめちゃくちゃ寒かった~!
ロビーでは笹茶が巨大な薬缶で沸かされていて、自由に飲むことができました。
外遊びを中断して中に入ったものの、やっぱりまだ混雑しているようなのでフロント横の「Dining なごみ」でお茶を飲みつつ少し待つことに。
本がたくさん置かれていて暖かい雰囲気です。
王ヶ頭ホテルはスタッフの接客にも定評がありますが、我々のチェックインを担当してくれた方も非常に面白くプロ意識の高さを感じられました。
型にはまった接客ではなく、人と人とのコミュニケーションを大切にしながら丁寧かつユーモアを交えてのご案内に感心してしまいました(なんか上からですみません。)
無事チェックインを終え、楽しみにしていたお部屋に向かいます。
お部屋へ向かう途中、イベントの案内ボードを見つけました。
このボードに書いてある以外にもアクティビティが色々と用意されていて、王ヶ頭ホテルにいる間は食べているか動き回っているかどちらかで忙しかったです。
こんなユニークな木琴(いや、石琴か!)も発見。
石で出来ているのですが、順にたたくときちんとドレミになっていて驚きでした。
まとめ
東京からわずか4時間程度でまったくの別世界にやってきてしまい、その非現実感にワクワクが止まりませんでした。
王ヶ頭ホテルに到着して1時間足らずで、内装の素敵さとスタッフさんのおもてなし精神に感動し、これからの滞在が益々楽しみに。
次回は客室のご紹介です!