アラサーゆきちの徒然タビログ

旅とお出かけをこよなく愛するアラサー。「ありのままでいいじゃない」精神で生きてます。

都外でお出かけ<憧れの王ヶ頭ホテル>星空&朝日鑑賞編

心あらわれる絶景との出会い

王ヶ頭ホテルに泊まるなら、星空&朝日鑑賞はマストイベントです!!

星空、朝日ともに綺麗に観られるかどうかは天候次第ですが、我々はラッキーなことにどちらも鑑賞することができました。

 

星空観賞 ~自然のプラネタリウム

山頂2,034mに存在する建物は(テレビ塔除いて)王ヶ頭ホテルのみ。

人口の明かりが非常に少ないので、王ヶ頭ホテルは星空観察にうってつけなのです。

館内の星空テラス(ネーミングが素敵!)やホテルの前からでも十分見られますが、夏場はバスで星空観賞ポイントまで連れて行ってくれるサービスもあるようです。

冬場はホテルの明かりを落とし、スタッフさんが星座の解説をしてくださいます。

ちなみに、天気が悪いと星座の解説はありません。星空観賞の時間が近づくと館内放送が流れるので、そちらで解説の有無を確認します。

 

わたし、これまでも国内外様々な場所で星空観賞する機会が多かったのですが、その割に全く星座が分かりません…(泣)

ですので、こうして丁寧に解説してくださると毎回感動出来てありがたいです。

 

明かりが少ないうえ、更にこの日は三日月で月明りも控えめだったため、都会では絶対に観ることができない、溢れんばかりの星を眺めることができました!

さすがに星空は写真に収めることができなかったので、ぜひ皆様も実際に王ヶ頭ホテルに足を運んで満天の星空に囲まれてみてください!!

 

なお、冬場の星空観賞はマジで極寒です!!!

せいぜい30分にも満たない時間ですが、足先・手先からガンガン冷えてくるので、考え得るマックスの防寒対策で参加されることをおススメします。

ホテルでベンチコートを借りることもできますので、寒さに自信がない方はご自身のコートの上からベンチコート羽織りましょう。

 

翌朝の朝日鑑賞に備えて寝る前に天気予報を確認すると、王ヶ頭2日目も初日に引き続き快晴になる模様で一安心。

山から太陽がポコッと産まれる瞬間を見るのが大好きなので、絶対お天気になってくれーと祈りながら眠りにつきました。

 

朝日鑑賞 ~太陽が産まれる瞬間~

5時半。6人の目覚ましが一斉に鳴り響き、夢から思いっきり引っ張り出されました。

どろっどろに眠たかったのですが、何とか身支度を整えて朝日鑑賞へ(5回くらい起きる気力を奪われそうになり危ないところでした。)

朝日が昇るのは6時45分の予定でしたが、1時間くらい前からの空の色の変化が美しいとのことなので、気合を入れて早起きしたのです。

 

ホテルの1階にはテラスがあり、そのテラスにつながるスペースが大きな窓のあるカフェになっています。

超絶極寒の中、朝日が昇るまでの1時間をテラスで待つことは不可能なので、このカフェスペースでのんびり空の変化を眺めて過ごすことにしました。

カフェから直接テラスに出られるので、ちょいちょい外に出ながら朝日を待ちます。

 

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こちらが5時45分頃の空模様。

カフェの窓越しに撮った写真ですが、わたし的には十分な精度です。


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少し時間がたって6時過ぎくらいかな?

富士山頂が雲に隠れることもなく姿を見せてくれています(写真中央)。


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6時15分か20分頃でしょうか。

だいぶと空が明るくなってきました。少しズームした富士山が神々しい。


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こちらのカフェはハニーミルクがおすすめだそうなのですが、あいにく私はハニーもミルクも得意ではなく、1人だけコーヒーをいただくことにしました。

苦みが少なくすっきりした味わいで非常に美味しいコーヒーでしたが、みんながハニーミルクとやらを飲んでいる横でちょっと寂しい…(笑)


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 あ、こちらがハニーミルクです。

一口味見をさせてもらいましたが普通に美味しく、「これなら飲めたじゃん…。」と若干損した気分になったりならなかったり(うるさい女ですみません。)

 

コーヒー、ハニーミルクともに400円でした。


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何やら王ヶ頭ホテルリピーターの間ではこのマフィンも有名だそう。

松本市のマフィン屋さんのものだそうで、ブルーベリー味で美味でした。


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コーヒーやらマフィンやらで小腹を満たしている間にどんどん明るくなってきました。

この辺りで覚悟を決めてテラスに出てみることに。

寒さしのぎのため、6時30分過ぎからテラスでラジオ体操が行われていました。


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そして遂にきました!太陽が山から産まれる瞬間が!!

本当に「ぽこっ」、「ぽんっ」という感じの一瞬の出来事です。

この瞬間を大切な友人と観られたことを、改めてありがたく感じました。


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ちなみにテラスはこんな感じ。

朝日が昇った直後なので、人がたくさん集まっています。

 

おまけ&まとめ

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無事美しい朝日を拝めてホクホクしながら館内に戻ると、スタッフさんから窓に張った氷が綺麗だから見てごらんと呼び止められました。

「どんなもんかいな?」と大きな期待もせず見てみたところ、ちょっとびっくりするくらい芸術的で美しいではないですか…!

夜のうちに張った氷に朝日があたってこのような色に。

朝日鑑賞に加えて、何とも贅沢なおまけを堪能させていただきました。

 

美味しい夕食で満腹になった後に外に出るのはつらい。

暖かいお布団の中から出るのはもっとつらい。

けれど、王ヶ頭ホテルの星空観賞と朝日鑑賞は本当にプライスレスな感動を与えてくれ、最高の旅の思い出となります。

お天気に恵まれたのならば、絶対に外に出られることをおすすめします!

 

次回は、「朝食&さよなら王ヶ頭ホテル編」です。